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朝ドラ「半分青い」に見るクリエイターの業

ここ数ヶ月、NHK朝の連ドラの「半分青い」に夢中だ。

前半は全く見ていなく、主人公が限界を感じて漫画家を辞めるあたりから見始めたのだが、このドラマは様々なつくる人、つくることの喜びと苦しみ、諦めと挑戦が描かれてて、なんとも甘酸っぱい気持ちにさせられる。

 

1. 主人公の鈴愛(すずめ)が漫画家を辞める

いい漫画を書いていたっぽい(前半を見ていないからよくはわからない)けれど、連載雑誌のファン投票のランキングもだだ下がりで、編集者からイケメン漫画に変えろと方針変更を打診される。やりたくない、限界を感じるなどを理由に漫画家を辞め、なんと100円ショップで働き始めるという話だった。

 私も昔仕事で燃え尽きたとき、知人の一人から「広島で金魚問屋の見習いやったら」と誘いを受けたとき、私のことを誰も知らない場所に行って、ゆっくりと金魚を育てる仕事をするとかもいいなぁと心から思ったり。(結局、当時そこまで思いきれずに、東京でフリーランスをしていましたが。)

 

2. 鈴愛の結婚相手、涼次は映画監督になるために家族を捨てる

100円ショップで出会った涼次と数日で結婚。子供までもうけるが、「映画監督は普通の人間がどんなになりたくてもなれない、普通に家族の幸せにつかっていたらだめなんだ!」という、なかなかの尖ったクリエイター哲学で、鈴愛と子供を捨てて、監督の道を選んでしまう。

時間は有限だ、1日は24時間だし、一緒は長くても100年位。その中で自分の才能が世間に評価され、あと、クリエイターとして最高の時期は短い。10分でも多く、作品づくりや自己鍛錬に使いたいという気持ちはわからないでもない。でも子供はかわいいし、手もかかるからついついそこに時間を使っていると本当に1日は短い。それどころではないのだ。

 

3. 離婚後の鈴愛は商品づくりに目覚めて、売れない商品を量産し続ける

離婚後は、「涼次に負けていられない、自分も頑張らないと!」と、店を作ったり、オリジナル商品を作ったり、とにかくものづくりに目覚める。

岐阜犬というしゃべる犬の玩具を皮切りに、袋状のおもちゃで袋に向かってなにかをつぶやくと「ふぎょぎょ」と返してくるだけのふくろの玩具やら、きらきらしたきぶんをあじわえる粉など、バカバカしい商品のオンパレード。そこそこのヒットを収めたり、全く売れなかったりを繰り返し、生活は豊かとは言えない状況が描かれている。

このバカバカしい商品がなんとなく自分の考えるものに近い気がして、シンパシーを感じている。私もものを考えて形にするのが好きで、いままでいくつかのWebサービスやら、商品開発・販売などを行ってきたきた。が、ひとつもヒットせず、苦戦している。いままでも、そしていまも。汗

苦しいこともあるけれど、でもなんのかんので楽しいからやめられない。いつもなにか新しい企画をやりたいと思ってしまう。

 

4. 秀才の幼馴染、律が加わって「そよ風の扇風機」を開発して大ヒットする(らしい)

律は一流大学を出て、家電会社の開発部出身という設定。きちんとした知識と経験がある。そこに鈴愛のアイディア力をきちんと実装できるパートナーとの共同開発。話も終盤で、これが大ヒットしてドラマは終わるらしい。

そう、なんのかんので、アイディアを実装する人がいないとなににもならないのだ。というか、ちゃんとした実装者がいればいろんなことがどうにかなる!、改めてそう思わされる。なので、だれか一緒に新しいもの作りたいエンジニアの方、いませんかー??

当方、Webサービスの企画・設計できます!w

 

 いずれにしても、諦めないで挑戦し続けることが大事だということはわかる。

苦しいけれど、その人生はきっと楽しいだろう。どうせ一度は死ぬのだから、貧乏で食事も事欠くほどでなければ、どんどん挑戦して失敗すればいい。

・・・とは思っているが、子供に不自由させたくないとか、いろいろ思ってしまう今日このごろ。悩ましい・・・。