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関係性を見直して、切れない縁を作る

今日は元上司(社長)と元同僚のお引き合わせで会食。

外苑前のドメニカ・ドーロ という店でイタリアンのコースをいただきました。

子供が生まれてからちゃんとした外食をする機会も殆どなかったので、大変おいしく、いろいろな話ができてとても幸せな時間が過ごせた。

 

元上司(社長)は、かつて一瞬だけ、3ヶ月という超短期間だが就職した会社の社長さん。

たったの3ヶ月で辞めたのは、その会社が合わないと思ったからだ。

 

就職した当時(そして今も)、大雑把な性格で、緻密性が欠けている私は、メールやドキュメントに誤字脱字が多かった。

社長には「誤字脱字が多いのは会社としてもバカっぽく見えるからよくない、そもそも自分自身のためにも直したほうがいい」とお叱りを受け、改善策としてメールをクライアントに送信する前に、まず自分に送信して、誤字脱字のチェックするようにと言い渡された。

自分にメールを送るというタスクにぎょえーっとなり、苦手意識とプレッシャーから更にミスが増えていった。

自分に送信したメールをチェックしても誤字脱字が更に残ってしまい、更に萎縮、会社にいる間中、緊張しているため、極度の肩こりと頭痛に悩まされるようになってしまった。

まさに負のスパイラル。

そんな時、当時の会社の番頭さん的女性から体調悪くなるほどのプレッシャーを感じているならたぶんこの会社は合わない、辞めたほうがいい、そして辞めるなら早いほうがいいとアドバイスされた。

「たしかに・・・」と思った私は、その翌週に早速社長に掛け合い退職を決めた。

社長はいい人だったので、退職金代わりにいま担当しているプロジェクトを持っていくといいよといってくれ、しばらくフリーランスとして食いつないだ。

その時のプロジェクトは社会起業家を育成する国のお仕事。

今もご縁の続くいろいろな方と知り合ったプロジェクトだ。

 

それはさておき、その辞めた会社の社長さんとはいまも良好な関係を築いていて、企画中の自主プロジェクト(ママフリーランスの仲間とシェアワークの仕組みづくり)についても相談している。

 

社長と社員という関係ではうまく行かなかったかもしれないが、緩やかな友人、相談相手としての関係はうまくいっている気がする。多分。

 

世の中には色んな人がいて、関係性によっては合うヒト、合わないヒトはいる。

たとえば、上司であったり、夫婦や恋人、友人、ご近所さんなど多様な関係性がある。もしも一つの関係性の中でうまく行かなかったとしても、そのヒトとまったく接点が持てないわけではない。

一度つながった縁は自分の財産とも言える、出来る限り切れないようにしたい。

相手の価値観、個性を否定するのではなく、それぞれに付き合いやすい距離、関係性を考えれば、多様性のある楽しい仲間づくりができるのだと思う。

多様性からは新しい価値が生まれやすい、私一人ではできないことも出来るようになる。そして、なによりも刺激的で、おもしろい。そのためにも「いい関係性」はとても大事だ。

 

話を戻すと、お世話になった元上司(社長)に今回は元同僚を紹介するできた。今後二人がどうするかは知らないが、ひとまず二人の縁をつなげられたことはとてもうれしい。良縁になるといいなと思っている。

すこしだけ何かを返せたような気がする。

いろいろなひとといい感じの距離感で関係性を作っていき、おもしろいことをしたいものだ。